向田邦子の、寺内貫太郎一家を、bsで、毎日やっているから、観ている。

婆さんは、70

才で、貫太郎が50 で、妻は、47

という設定だ。

西城秀樹は、大学受験に失敗した。

いつも、朝からはじまり、一日の終わりは、飲み屋で終わる。

婆さんの部屋には、ジュリーのポスターがはってある。

その前で、ばあさんが、

ジュリー ～ と、身悶えるのが、可笑しい。

心に残る、家族や、使用人とのやりとりが、可笑しくて、温かい。

毎回、食事の場面が出てきて、これがまた、面白い。

年寄りのひがみも、書かれているし、人の心理を、よくとらえていて、向田邦子は、本当に 天才だ。

決まりごとの、物干場で浅田美代子と、西城秀樹が歌う のも、一言感想をいれて、うまく納めている。

向田邦子のドラマを、もっと再放送して貰いたい。

家族をえがいたら、右に出る者はいない。